女性の薄毛・脱毛症の種類とは!?

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女性特有の薄毛・脱毛症がある!?

女性特有の脱毛症は、

 

女性特有の薄毛・脱毛症の種類がある!?

  • 老化
  • 生活の変化
  • ホルモンの変化

 

などによっていくつかのタイプに分けることができます。

 

では、早速、抜け毛のタイプ別に詳しく見ていきましょう。

びまん性脱毛症

女性は男性のように完全に毛髪を失ういわゆる禿げてしまうことは少ないのですが、

 

髪全体が薄くなり、特に髪の分け目や頭頂部の皮膚が透けて見える「薄毛」になることが非常に多いのが特徴です。

 

この薄毛は病名では
びまん性脱毛症」と呼ばれ、女性に多くみられる脱毛症として知られています。

 

特に白人女性に多く、びまん性脱毛症になる人は50歳以上で約半分、
日本人女性も10人に1人は何らかの形で薄毛に悩んでいると言われています。

 

このびまん性脱毛症の特徴は、男性に多くみられる脱毛とは異なり、頭頂部を中心に薄くなっていきます。

 

男性に多くみられるように生え際が後退するのではないので、ウィッグなど、頭皮に装着するものが効果的に使用できます。

 

まだ、このびまん性脱毛症の原因も発症メカニズムもよく解明されていませんが、50歳以上に多くみられることから、

 

女性特有の薄毛症状:びまん性脱毛症

  • 老化
  • 女性ホルモンの減少
  • 頭皮の血流障害

 

などが関与していると考えられています。

 

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンがあり、卵巣より分泌されています。

 

髪の生成にはエストロゲンが深く関与しており、頭皮のコラーゲンの量を増加させて髪を支える役目、つまりコシとハリを髪に与え、髪の毛幹細胞を刺激し成長させます。

 

その為、エストロゲンの分泌が正常に行われなくなると、薄毛の症状が出てくるようになります。

分娩後脱毛症

分娩後2〜3ヵ月後に脱毛が良く見られるのは、
分娩後脱毛症」といって出産したことで女性ホルモン「エストロゲン」が減ったことで起こる脱毛です。

 

しかし、この症状は
一過性のものですので、出産後6カ月ほどたつと髪は増加し、元通りになります

 

また、ピルを内服している女性が、内服を中止すると脱毛が顕著になることがありますが、これも一時的なエストロゲンの減少によるもので、一過性のものです。

男性型脱毛症

卵巣や副腎から男性ホルモンに変化するタイプのホルモンが、女性の場合も男性の20分の1くらいの量ですが、分泌されています。

 

このホルモンの影響によって起こる脱毛を
男性型脱毛症」といって、早い人では20代で薄毛や細毛になる人もいるのです。

 

男性ホルモンの影響での薄毛は、初めは緩やかな進行を示しますが、卵巣機能が低下したり更年期になると急速に進行し、頭皮が透けて見えるようになることもあります。

 

これには遺伝的要素がかなり関わっていることがあります。

 

このタイプの男性の脱毛症に関しては、治療薬としてフィナステリドなどの内服薬が効果的と言われていますが、これは女性には投与することができない薬でもあります。

 

同じ男性型脱毛症にかかっても、女性にフィナステリド等を投与すると、特に妊娠中の女性や妊娠している可能性がある女性には深刻な副作用があるのです。

 

では具体的にどういった副作用が起こるのか?

女性特有の薄毛症状:男性型脱毛症

 

フィナステリドを服用することで胎児の外性器が正常に発達しなくなる危険性が非常に高くなってしまいます。

 

但し、このフィナステリドは精子に影響は与えませんので、フィナステリドを服用している男性の子供を妊娠しても胎児には悪影響は出ません。

 

その為、女性が男性型脱毛症にかかった場合は、内服薬ではなく毛の成長に直接関係する物質の産出を促すミノキシジル用液などの外用薬が処方されます

牽引性脱毛症

長時間、髪をきつく縛ることで頭皮の決まった部分に負担がかかり、その部分だけ抜け毛になることがあります。
これを「牽引性脱毛症」とよびます。

 

同じ部分をいつも分け目にしていても、同様にその部分が脱毛する場合があります。

円形脱毛症

円形脱毛症」とは、
自分の毛根を敵と勘違いし、リンパ球が毛根を攻撃する自己免疫疾患の一種です。

 

ストレスとの関係が深いともいわれますが、現在のところ原因は一つに解明されていません。

脂漏性脱毛症

皮脂の過剰分泌により、頭皮に炎症が生じて起こる脱毛
脂漏性脱毛症」といいます。

 

このタイプの脱毛症は食生活の影響によって起こりやすい為、脂質の少ない食事にすることや、青魚を積極的に摂取することで対処できます。

女性特有の薄毛症状:脂漏性脱毛症

 

また、頭皮に残らないようにシャンプーを充分にすすぐことや、頭皮を清潔に保つことも重要です。

ひこう性脱毛症

フケが毛穴をふさいでしまうことで、炎症が生じ、髪が成長できなくなった状態で起こる脱毛
ひこう性脱毛症」をいいます。

 

過度のシャンプーによる皮脂の取りすぎが主な原因となり起こりますので、正しいシャンプーを行なうことが大切です。

薄毛や脱毛が気になったらまずは病院へ

いずれの女性に多く見られる脱毛症においても、通常は抜けてもまた生えてくることから、本当の脱毛症ではなく、細毛化現象、つまり薄毛と呼ばれることがあります。

 

また、なんらかの病気が原因で脱毛症を発症している場合もあります

 

■鉄分不足による貧血で、髪へ十分な酸素や栄養素を運ぶことができずに結果として脱毛が生じる
■甲状腺の働きに異常が生じ、新陳代謝が衰えて脱毛を発症

病気が原因で薄毛が起こることもある

 

といった具合に、病気が関係しているケースも珍しくありません。

 

脱毛が気になった場合は、まず病院に行き、血液検査や尿検査などで総合的に病気の有無を調べてもらうようにしましょう。